林孝洋

株式会社Xcountry代表取締役

西宮青年会議所入会：2023年度
2025年度役職：国際委員会 委員長

JCに入ったきっかけ

ちょうどコロナ禍で、子どもたちの地元イベントがすべて中止になった頃から、「何か子供たちのためにできることはないか」と考えだしたのがきっかけだと思います。 コロナ禍の合間を見ては、弊社施設を活用して子ども向けの小規模な夏祭りイベントを開催したり、西宮市内のスポットを「体験」や「なぞ解き」を交えて巡るロゲイニングイベントを企画・運営していました。

そうした活動の告知を行っていた際に、西宮JC主催の異業種交流会に初めて参加したことが、入会のきっかけとなりました。 その交流会で、自分と同年代のメンバーから多くの刺激を受け、「西宮で人脈を広げるならこの環境だ」と感じ、2週間後には入会をしていました。

自分の仕事

2015年に現在の会社を立ち上げました。 社名の「Xcountry」には、「国と国をつなぐ架け橋になる人・モノ・サービスでありたい」という想いを込めています。

起業当初から海外のプロダクトが好きで、自分の目で見て「これは日本でもきっと喜ばれる」と感じた商品を探し出し、独占販売権を取得して販売する――そんなスタイルを今でも続けています。 海外の展示会に足を運びながら見つけたアイテムを、セレクトショップや量販店への卸販売、そして楽天・Amazon・自社サイトなどのオンラインを通じて展開しています。

前職がスポーツメーカーだったこともあり、扱う商材はフィットネスやスポーツに関わるものが中心です。 特にフィットネスバイクやゴルフ・アウトドア用品には力を入れており、ここ数年は5年、10年先を見据えて、自社フィットネスブランド「ROOM FIT」を立ち上げました。 “おうちで快適に運動を楽しめる”をテーマに、ECを中心にブランド展開を行っています。

JCで学んだ事

所属して3年になりますが、学んだことは数えきれないほどあります。 特に下記の3つは、西宮で仕事だけをしていたら得られないままで終わっていたと思います。

「世界各国に友達ができる」
「切磋琢磨できる仲間が多い」
「仲間と一緒に1つのことをやりきる楽しさ」
「世界各国に友達ができる」–まさか自分がそんな経験をするとは、1年前までは思ってもいませんでした。

英語は決して得意ではなく、これまでできるだけ使わずに生活してきたタイプです。 そんな自分が国際委員会の委員長という役職をいただいたことで、「せっかくなら、できるだけ積極的に国際の機会に触れてみよう」と思うようになりました。 このきっかけをくれた西宮青年会議所には、本当に感謝しています。

世界80か国のメンバーと寝食を1週間共にするプログラムにも参加し、まさに“国際漬け”の一年でした。毎日の課題で大変なこともありましたが、その分、今では世界中に友達ができました。

また、西宮青年会議所は香港とマレーシア・クアラルンプールの青年会議所と姉妹締結をしており、今年はほぼ毎月のように香港やマレーシアのメンバーと顔を合わせています。

こうした経験や出会いは、間違いなくJCに入っていなければ得られなかったものです。 改めて、自分の世界を広げてくれたこの環境に感謝しています。

そして、仕事の同僚以外と一緒に一つのことを真剣に考え、議論を重ね、実行し、喜びを分かち合う– そんな経験ができるのも、JCならではの魅力だと感じています。

「切磋琢磨できる仲間が多い」「仲間と一緒に1つのことをやりきる楽しさ」 この二つも、JCに入って本当に良かったと感じる大きな学びです。

この3年間で、仕事だけでは得られない経験や人とのつながりを数多くいただきました。 同じ志を持つ仲間と出会い、共に挑戦し、笑い合い、時に悩みながら前に進んできた時間は、私にとってかけがえのない財産です。

JCで得た学びやつながりを、これからは自分の事業や地域の活動にしっかり還元していきたいと思っています。
そして、自分がそうしてもらったように、次の世代にもこの“つながりの輪”を広げていけたらと思います。